TV生出演体験です

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今日はTBS TV「ひるおび」に生出演させて頂きました。
やっぱり生放送がいいですね。
緊張感があるし、やりとりが面白いです。

でも、スタッフさんとしては素人の私を使う訳ですから、
めっちゃ心配だとおもうんですよね、多分。
田中紀子なんて見たことも聞いたこともないおばさんが、
人気番組に出てちゃんとしゃべれるの?って、
起用には勇気がいると思うんですね。

でも、その大英断をこの度TBSさんがして下さった。
私自身は、あまり緊張もしないですけど、
スタッフさんは緊張されてたかもしれません。

そんなこともあってか分かりませんけど、
今回の出演に関しては、
事前打ち合わせがかなり念入りだったと思います。
なんせ夜中の1時までやったんですから。

あのですね、依存症者の心理や、
何故プログラムで回復するのか、
なんてことをですよ、端的な言葉で現わすのって、
めっちゃ難しいと思いません?

まして一般の人たちにはものすごい思いこみがある訳ですよ。
「意志の力」「精神の持ちよう」という方向に、
どうしても流れて行きがちになる訳で、
こっちが分かるように、
この不可解な病気の仕組みを説明できなくちゃならない訳です。

だから打ち合わせの時が、自分としてはすっごく大変でした。
私たちは当たり前だと思っていることが、
あちらにとっては全てが目新しいので、
どこが理解できて、どこが出来ないのか、
私に良く分かんない訳ですから。

でも「ひるおび」のスタッフさんすごかったなぁ~。
この精神世界の回復の話を、
すごく良く理解してくれて、
「度々、あ~なるほど~」とか
「へぇ~なんか分かるなぁ~」
なんてアイの手を入れて下さるので、
私も話しやすかったですし、
とはいえ、どんな風になってるのかなぁと思いスタジオに向かうと、
話した内容が綺麗に整理されて、フリップになっていました。
すっ!すごい~。
よくこんな風にまとめられるなぁ~と感激しました。

なんか気を使って下さって、
「すごい体験ですね~」なんて言って下さるんですけど、
とうの私がめっちゃ明るいので、
結局、一番はまってた頃の話は、スタジオで笑いもおこって、
とっても良かったなぁ~と思います。
暗い話だと皆それだけで拒絶反応起こしますもんね。

しかも、今回このテーマで、
かなり長い時間割いて下さっているんですよね。
VTRじゃなくて、こんな長い時間出演したの初めてです。

でも、すごく面白かったし、
スタッフの皆さんも「面白かった~!」と、
おっしゃって下さいました。

以前、お世話になったTBSの牧嶋さんもいらして下さって、
帰りにお茶したんですけど、
「すごく面白かったわよ~りこさん!」と、
おほめ頂き嬉しくなりました。

でも絶対依存症のことって、ちゃんと取り上げて下さったら、
面白いはずなんですよ。
おどろおどろしく病気の怖さばっかりやらないで、
「知識を獲得しよう!」っていうコンセプトで、
番組を作って下さったら、絶対面白いはずなんです。

だって人間知らないことを知るのって、
知的好奇心が刺激されてワクワクするじゃないですか。

ましてや依存症って、これまで聞いたこともない不思議な病気で、
回復のプロセスは、皆さんが思っているのとは真逆なんですから。
ビックリ仰天すること間違いなしです。
だからこれからもどんどん依存症のこと取り上げて欲しいなって思います。

そして今回は本当にすごく良かったなぁと思ったのは、
司会の恵さんがすごくリベラルで、決めつけたりせずに、
上手になんでも聞いて下さること、
ゲストの皆さんも「なるほど~」と受け入れて下さり、
頑固に否定したり、自分の固定概念に固執する人がいなくて、
柔軟性があり、多様性を認められる人たちが多かったことだと思います。

そしてそこから導き出される結果がポンポンだせるのが、
本当にすごいなって思いました。

仲間の皆も見てくれて、
「すごくよかったよ!」と沢山褒めてくれて嬉しかったです。

最後に、イケメンのアナウンサー国山ハセンさんとパチリ。
役得です!

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