本日は文化の日という何だかよく分からない祭日ですが、
文化の日にちなんで我が家では、珍しく夫と子供たちと、
今はやりの「工場夜景」を観に、横浜に行って参ります！

さて、今年は息子が中3になり受験生なのですが、
この息子が実に謎に満ちているんです。

昨日は受験向け三者面談だったのですが、
その面談用に提出しなくちゃいけない、
志望校を書いて出す紙は持ってこないわ、
志望校は都立なんだか私立なんだかすらいまだ決めておらず、
更には、学校見学にも全く行っていないという、
誰がみても「あんた大丈夫？」的な状況なんですね。

しかも親がこの通り、全くなんも働きかけず、
「好きにしな」と、受験に興味を持っていないので、
先生に「こんななんもやって来ないのは、田中君だけ」
と言われた次第です。

娘も、同じように私たちは何もしませんでしたが、
学校見学に行ったり、志望校を自分で考えたりと、
それなりにやっていましたが、
息子は全くのんきなんだか、怠惰なんだかよく分かりません。

高校受験ぐらい、まぁなんとかなるでしょうから、
特に心配はしてないので、
「けっくん、志望校位決めなよ」とは言いましたが、
本人、相変わらずはっきりしません。
でもまぁ、自分のことは自分で考え、自分でやっていって欲しいので、
ここで「あそこを受けろ」だなんだの言ってもなぁ～という思いが私にはあります。
まっ要するに勉強が嫌いなので、どこの学校でも良いのだと思います。

先日、娘と息子と母の会話を聞くともなしに聞いていたら、
母の出た都立（私と違って名門都立）に頑張って行ったら？
と、母と娘が言っていて、
娘が「都立はめっちゃ校則ゆるいよ～」と言い、
息子は「え～、そうなの～、ゆるい方がいいなぁ。」と答え、
更に娘が「髪も染められるよ～」と言うと、
息子が「え～そうなの～！じゃあ都立にしようかなぁ。」
「・・・って、別に染めないけど？」
と一人突っ込みをしていて、思わず笑ってしまいました。

そんな良く分からない息子ですが、
先日一緒にTVを観ていて、びっくりしてしまう出来事がありました。
それはゲストに坂上忍さんが出ていた時のこと。
息子が突然
「坂上忍って、ギャンブル依存症で苦しんでいる人なんでしょ？」
と聞くのです。

「え～！」っと驚いた私は、
「ギャンブル好きだけど、依存症ではないんじゃない？
自分の稼ぎの範疇でやってるだろうから」と言ったら、
「へ～」と納得した様子。

それにしても「ギャンブル依存症で苦しんでいる人」
という言い回しが、いかに普段我々夫婦の会話を聞いているかですね。
だって普通のご家庭なら、
「ギャンブル依存症なんでしょ」と聞くことはあっても、
「苦しんでいる人」なんて発想はなかなか出てこないですよね。

で、その番組で、坂上さんが年末に6000万もの大金を競艇に賭けたという話を聞いて、
周囲の芸人さんが驚き、「勿体ないと思わないんですか？」的な、
一般的感想をもらすと、坂上さんが
「だって、当たればデカイし・・・」と、
ボソッとおっしゃったのを聞いて、息子が
「でた～！！！一番ダメパターンじゃん～～～」と言って爆笑したのです。

いや～これを聞いて再びびっくり！
けっくん、君はすでにアディクションカウンセラーになれるわ！
と思ってしまいました。

親のように絶対になりたくないと思っても、
私は、親と同じようなことを沢山したし
親のようには絶対になって欲しくないと思っても、
やっぱり親の影響って大だよなぁ～と、
つくづく思いました。

極力干渉しない、こんな忙しい夫婦でも、
子供にこんなに影響を与えているのだと思うと、
過干渉な親だったら子供の個性を殺すなぁ・・・と思いました。

皆さん、その辺のバランス気をつけましょうね！

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