いやぁ、毎週火曜日の「マザーゲーム」本当に面白いですね。
毎週、録画して夜中に見るのを、超楽しみにしています。

現代の生きづらいお母さんたちの縮図が良く現れています。
そして実際、現代という時代は、母親になるには、
本当に厳しい時代だと思います。

一昔前と違い、企業は能力主義となり、
夫の給料も安定からは、かけ離れてしまいました。
誰もがいつどうなるか分からない時代、
妻は、子供を預けながら働くことが当たり前になりました。

その割には、保育園すら整備されず、
待機児童はこの10年改善の兆しすらありません。
子供を取り巻く環境も厳しくなる一方で、
子供の笑い声まで「うるさい！」とご近所にしかられる時代になりました。

小さな子供たちだけで勝手に遊ぶなど夢のまた夢。
公園はボール遊びも禁止され、
もし母親が付き添わなければ、通報されることすらあり得ます。
折角の休みの日も、日がな一日面白くもない子供のお砂遊びに付添い、
自分のキャリアには、子供が足かせとなり、
出世をあきらめ、やりたいことが何もできないと、
手足をもがれたような気持ちになっている人も多いことでしょう。

誰もが不安を抱えている現代。
夫と二人三脚でも、子育ては大変です。
そんな中で、夫が依存症になったら・・・
私たち、ギャン妻がどれほど追い込まれ、怯え、絶望し、
不安にさいなまれ、眠れぬ夜を過ごしてきたか、
仲間以外には、想像すらできないでしょう。

もうダメだ・・・いっそ死んでしまおうかと、
苦しみと、悲しみがピークに達した時、
私たちは、一筋の光を見つけました。

それが、仲間と回復プログラムです。

悩んでいるのは自分だけじゃなかったと知った時、
どれだけホッとしたことでしょう。
「大丈夫よ。回復はあるから！」と言われた時、
どれだけ救われたことでしょう。

自分のことをこれほど分かってくれる人がいた！
私たち家族も、そして依存症者本人も、
仲間を見つけた時から、
再び前を向き、人生を取り戻すことができたのです。

多くの時間、お金、信頼を失ってきました。
けれども、真実の愛、絆、そしてどんな時にも失うことのない、
希望を取り戻しました。
信じる心、自信、そして偉大なるハイヤーパワー。

私たちはもう二度と自分を見捨てることはしないと誓いました。
自分を愛することを覚え、仲間も愛せるようになりました。

依存症は病気なのだと受け入れることができた時、
相手を赦すことができました。
人を赦した時、初めて自分自身が自由になるのだと知りました。

この体験を私たちは奇跡と呼び、
今なお、ギャンブル依存症で苦しむ仲間のために、
手をさしのべています。
「大丈夫、奇跡は起こるよ！
私たちにも起こったことは、きっとあなたにも起こるはず。」

私たちは、この奇跡の物語を、
より多くの人の力を借りて、苦しんでいる方に届けようと、
その方法を模索し続けています。

そして、この度、手段の一つとして、
LINEスタンプ作りに挑戦しました。

主人公は、カケル君というギャンブル依存症当事者と、
その恋人＆奥さんでもあるキョーコちゃん。
キョーコちゃんは、共依存症に陥っているご家族を
象徴した名前に致しました。
二人の間には、ペットのワンちゃんアディ君がいます。
アディ君は、アディクションを表しています。

どうか、依存症から回復を目指す仲間の皆さん、
関わって下さっている援助職の皆さま、
このブログを読み、応援して下さる皆さん、
私たちのLINEスタンプ購入にご協力下さい。

【スタンプ購入はこちらから↓】
クリエイターズスタンプで「ギャンブル」と入れて検索をかけて頂ければ、
一発ででてきます。
*購入の仕方が分からないという方は、
RicoのLINEにご連絡下さい。

https://store.line.me/stickershop/product/1107985/ja

売り上げは、考える会の活動費として使わせて頂きます。
そして、皆さんのお力で、どんどん使って拡散し、
この奇跡の物語の伝え手となって下さい。

LINEスタンプ、やっとやっとやっと、
配信できるまでになりました。
実は「ギャンブル依存症」という言葉が、
「青少年へ悪影響を与える」と判断される憂き目にあいました。
私たちの想いと、社会の認知がかけ離れていることを、
思い知る出来事でした。

だからこそ、こうして約1年の歳月をかけ、
やっと配信できたことは、本当に嬉しく思います。
今日は仲間と喜びを分かち合い、
LINEグループはスタンプが飛び交いました。

完成まで重責を果たしてくれたM子さん、
可愛いイラストを書いて下さった、はなぞうさんに、
心からの感謝をささげます。

スタンプは、病気の発覚から、依存症の診断、
そして仲間との出会いへと続き、
再び幸せを取り戻すまでのストーリー仕立てになっています。

特に、仲間との出会い以降は、
「仲間に会おう」「わかる、わかる」「正直に話そう」
「一緒にガンバロー」「ピンチはチャンス」
「共感」「気楽にやろう」「ハグ」「やり直せる」
「今日一日頑張ろう」「継続が大事」
「ひとりじゃないよ」「絆」「いつもそばにいるよ」
そして最後は「幸せ」と、
私たちが伝えたいメッセージをふんだんに盛り込みました。

どうか、一人でも多くの人の目に触れ、
私たちの物語を知って頂けますように。
皆さまのご協力を切にお願い致します。

マザーゲームの主題歌「Beatiful」は、こう歌っています。

『心を捨てるなら、傷つく方がましさ
冷たい風を切って、逃げるように走る

いつかこのしずくは、宝石になるのでしょう
美しい心に生まれ変わる、そう信じて

世界で一つの輝く光になれ
私でいい！私を信じて行くのさ！
遠回りしても守るべき道を行け
私でいい！私の歩幅で生きていくのさ！』

私たちも、守るべき道を、
自分自身を信じて生きて行きます。
仲間と共にです。

もう朝の5時です。
朝焼けが綺麗！！！
今日も素敵な1日になりそう

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