最近の我が家の思春期娘は、
お年頃だけあって、しょっちゅう「可愛い」とか「イケメン」とか、
テレビタレントさんを見ては騒いでおります。

当然、自分の容姿にも興味があって、
しょっちゅう髪の毛をいじったり、
自撮りをしてみたり、目が一重だ二重だと騒いでいます。

まぁ私は自分の娘なので、容姿は10人並だと思ってますが、
それなりに可愛いと思っております。

先日、娘とこんな会話をしたんです。
「ももちゃんてさ～、お友達に可愛いって言われる？」
と聞くと、照れくさそうに「たまに～」と答えるので、
男の子にも言われる～？と聞くと、
「言われな～い」と言うんですね。

そして「ママは可愛いと思う？」と言うので、
「うん、可愛いと思ってるよ～」と言ったら、
「まっ、親だから当り前だよね・・・」と言うんです。

へぇ～～～～～～～！！！！！新鮮！！！！！！
と、なんだか聞いた私がビックリしてしまい、
ちょっと衝撃を受けたんですよね。

「親だから子供のことを可愛いと思って当り前」
「親なんだから子供を褒めて当たり前」
って言うってことはですよ、娘は当然に
「だって親は子供を愛してるもんね」と思っているか、
「だって私は愛されているもんね」と思っている訳じゃないですか～。

「えぇ～！私、親のことそんな風に思ったことないぞ～」
って娘がさらりと言った言葉で、
自分の親との関係のゆがみを再発見しちゃいました。

私の親はとにかく文句か小言しか言わない人なので、
褒められた記憶が全くないんですね。
そしてありのままの私を愛してくれたという感覚が全くないんです。

「もっと頭が良くならなくちゃ」とか、
「もっと活躍しなくっちゃ」とか、
いつももっともっと優秀にならないと、母に愛されないって、
そう信じていましたね。
まだまだダメな娘だと・・・

でも私の娘は、
「ママは私のこと大好きだもんね。
だから褒めすぎちゃっても仕方ないわ。
ちょっとうざいけど」ってな風な態度なんですよね～。

へぇ～！そんな風に感じている娘っているんだなぁと、
目からウロコとはこのことだ！と思いました。

で、ちょっと誇らしい気持ちになりました。
「私、娘のありのままを愛してるだなぁ。
そしてそれを娘はちゃんと分かっているんだなぁ、
ちゃんと伝わっているんだなぁ。」と思うと、
とても嬉しかったです。

忙しくそれほど構ってやれない母だけど、
ありのままのあなたを丸ごと愛してるよ。
そのこと、わかってくれててありがとうね。

可愛い、ももちゃんへ

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