御礼:幕張シンポジウムです

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本日は、幕張にてシンポジウムを開催しました。
平日の昼間に、シンポジウムを開催するって、どうなんだろ?
と思いましたが、いつも同じようなことをやっていたのでは、
多くの方に知って頂けるチャンスが減るというモノ。

多少恐いけれど、平日昼間だからこそ、
来られる人もいるのかもしれないし、やってみよう!
と思い開催した次第です。
結果は本当に、大成功でした。

宣伝告知をしてくれた仲間の頑張りと、
協賛して下さった企業の皆さまの広報のお陰です。
心から御礼申し上げます。

今日は、元プロ野球選手の愛甲さんと、
千葉県会議員のプリティ長嶋さんをメインゲストに、
精神科医の佐藤拓先生と、大学の先生である川口由起子先生に、
シンポジストを務めて頂きました。

いやはや、このシンポジウムが、本当に面白かったです。
愛甲さんの、プロ野球選手の
「野球は負けたことしか覚えていない。負けること、打てないことが多いから、
勝った時、打てた時の快感が強烈」とか、
「野球選手は数字へのこだわりがある」など、
非常に興味深いお話しを伺い、
やっぱりアスリートとギャンブラーの親和性はあるなぁと、
実感しました。

川口先生から、諸外国では20年も前から、
どうやらアスリートはギャンブル依存症になりやすい傾向がある、
ということに着目していて、研究をしているという話を聞いて、
が~ん!と、会場の皆さんも、日本の取り組みのあまりの遅れに、
ショックを受けておられたようでした。

プリティさんからは、実際に寄せられた、ギャンブラーのご夫婦のお話しや、
海外視察の見聞をお話し頂き、非常に説得力がありました。
先生から、秋の議会で、依存症について質問しましょう!
と、心強いお言葉を頂きました。

また、いっつも私が振り回してしまう佐藤拓先生。
本当に申し訳ないなぁと思いつつ、
皆さんのコメントの総括のような役割をお願いして、
ついついなんでも振ってしまいました。
またサクサクお応えして下さるんですよね。

拓先生にはいつも事前に「僕、何を言えばいいんですか?」と、
聞かれるんですけど、なんせこの私、いつも申し上げますけど、
段取りというものが、全く思いつかない・・・
つまり、いつもその時の流れでやろうと思っていて、
ぶっつけ本番なんですよね。

むしろ世の中の人が、何故段取りが浮かぶかが不思議なんですけど、
シンポジウムなんてものは、その場の雰囲気が結局一番大事じゃないでしょうか?
分かんないですよね?その日にどんな方がいらして、
どんな雰囲気なのか?って。
だから結局「じゃ、当日の流れでお願いします」ってことになっちゃうんですよね。

そしてこれがまたなんか上手く行っちゃうんですよね。
ノリってとっても大事ですよね。
私自身、段取りが決まっていないと、
「こっから誰にどう振ろうかしら?」ってことを、
常に考えてるから、それがたまらなくめっちゃ緊張感があってですね、
充実した時間となります。

今日は爆笑トークも度々飛び出し、
本当によいシンポジウムで面白かったです。
ご来場下さった皆さま方いかがでしたか?

最後に愛甲さんとツーショットの写真をとり、
仲間がなんと愛甲さんの高校野球選手時代の、
生写真と雑誌を持ってきてサインを貰っていて、
「その手があったか!」と実に羨ましく思いました。

高校野球全盛期時代の私たちの青春。
仲間が「中学時代の自分に今日のことを教えたい」と言うから、
「愛甲さんには会えるが、その代わりギャンブラーと結婚するよって、
ちょっと微妙・・・」なんて私が突っ込んで大爆笑になりました。

あぁ、楽しかった~。
ちょうど昨日から新しい研究に着手した所だったので、
それにもすごく役立つシンポジウムでした。

また、是非新企画で挑みたいです!
皆様、ご来場有難うございました。

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現在国内の推定罹患者536万人(2014年厚労省)のギャンブル依存問題。
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