指導者の資質です
先日、息子の部活動吹奏楽部のコンクールがあり、
参観して参りました。
残念ながら、今年も銀賞。
息子も最後の大会なので少々がっかりきていたようでした。
実は、息子の中学は、以前は金賞常勝校だったのです。
ところが、指導者が変わってしまいそこから全く、
金賞に選ばれなくなってしまいました。
なんせ今なんか顧問が音楽の先生でもない・・・という体たらく。
しかも、以前の先生が転任された学校は、
それこそ金賞など選ばれたことがなかったのに、
その先生が顧問になられてあっという間に、金賞常勝校に昇格。
息子は、その先生とすれ違いで入学し
吹奏楽部は熱心で強い!と噂だけを聞き入部したのに、
全くその恩恵にあずかれなかった学年です。
銀賞と言えば聞こえは良いですが、
金賞受賞者というのは1校ではなく何校もあるので、
そこに選ばれないとなると、レベルはかなり落ちます正直。
それなのに、依然と同じく、練習時間だけは長く、中3でも結構拘束されるんですよね。
息子は、受験など1ミリも気にしていないので、毎日部活に行っていますが、
当然、そんな弱小部活になると活気がなくなり、
ボロボロやめて行くし、塾を優先して部活に出ない・・・
となり、今年観に行った際には、本当に人数が少なくなっていて、
「むしろ銀賞に喰いこめてよかった・・・」と思ったくらいでした。
で、なるほどなぁ~と思ったのは、先日穏やかな息子が珍しく
「今日、先生にキレそうになっちゃった」というので「なんで?」と聞くと、
「塾を優先して、練習を休む人にはソロパートをさせない!って言うから、
それは違うだろ!って思ったんだよね~。」
とのこと。いかにも仲間思いの息子らしい・・・と感心しました。
私なんか、どっちかっていうと先生の意見に「そうだそうだ!」と、
この体たらくを誰かのせいにしたくなるタイプですけど、
弱小化していく組織の指導者って、こういうこと言っちゃうんですよね。
自分の力不足を問い、自分の指導方法に磨きをかけるべき時に、
生徒の方に責任転嫁しちゃう指導者のもとだと、
櫛の歯が抜けるように、人がいなくなるのね・・・
と、息子にはもちろん言いませんでしたが、
息子の言葉に「なるほどなぁ~」と、真理を見た気がしました。
そして我が身を振り返り、自分も常に自分の中に答えを見つけなくては・・・
と思いました。
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