ロールモデルの存在です

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最近どんどん自分のやるべきことが見えてきて、
ワクワクしているんですよね。
めっちゃしんどくて、めっちゃ浮かれてるみたいな感じですね。
でも、自分の経験からいうとこういう時は躊躇せずガンガン行った方がいいんですよね。
今の自分は、自分の魂が輝いていることがわかる!ってな感じです。

で、なんでこんな感じになっているかっていうと、
依存症の世界っていうか、回復プログラムって、
すごくロールモデルの存在が大きいと思うんですね。

プログラム自体が「他の誰かを助けていく」
という役割に回っていくことで、自分が助けられるんだ!という、
人類の真理によって作られているわけですが、
人を助けていくうちに、これがまたどんどん自分の役割が変わっていくわけですよ。

そりゃそうですよね、できることが増え、自分が成長していくわけですから。
で、ありながら、ただの1メンバーっていう謙虚さが自助グループの良さですが、
そこに私の場合、民間団体の代表というもう一つの役割があるので、
こんな社会になって欲しい、こんな仕組みが作りたいってことを、
どんどん具体化できる幸せがあるわけですよ。

でもってこの民間団体の代表としてのロールモデルとして、
アルコールの市民団体を引っ張ってこられたアスクの今成さんと出会えたことが、
私の人生をもう一段変えてくれていて、これが楽しくって仕方ないんですよね。

それと最近、この活動の幅を広げてきたことで、
みんなのHero松本俊彦先生とも、お仕事でご一緒させて頂けるようになって、
このお二人のずっとずっと先を走っている姿を見ながら、
後ろを走ってる自分がもうワクワクして「あ~!しんど~」と言いながら、
私もそっちの風景が早く見たい~!ってな気持ちでワクワクしちゃうんですよね。

私は、みんなが大好きなこのお二人に色々教えていただける
幸運な機会に恵まれたラッキー人間ですけど、
お二人をみてると「天才だな!この人たち」って思うんですよね。

今成さんといるとですね、いっつも浮かぶんですけど、
学級委員と不良みたいな感じがするんですけど、
例えていうとですね、60点が合格ラインの試験があったとして、
今成さんはそれでも常に100点を目指すのが当然よね!
ってな感じの方なんですね。丁寧だし万全でもって親切。
こっちはですね、60点でいいなら、きっちり60点くぐり抜けてやる!
みたいな根性なわけですよ。
「お~、ラッキーギリギリ合格したぜ!」ってことで、
ドーパミンがドバっと出るギャンブラーですね。

そのかわり私のいいところは、
そのスピード感と、ど根性と、度胸ってところでしょうか(笑)。
だって、「あと1点たりなかったら留年ですよ!」
みたいなところで勝負してるんですから、
そりゃ度胸も根性もできるでしょうよ!

今成さんが慎重に発信を考えていらっしゃるとしたら、私は、
「あっ、頭に浮かんだんで、もうツイートしちゃいましたわ!」ってな感じ。

だから今成さんが「りこさん、これやっといたほうがいいわよ。」
と教えてくださったことは、もう何でもやりたい!ってな感じ。
だって必ずそれで見えてくるものがあるからです。

松本先生は、もうみなさんご存知ですけど、
話してすごい!書いてすごい!研究もすごい!
じゃないですかぁ~。
すごすぎてめっちゃくちゃ遠いですけど、
でもちょっとでも吸収して、自分のものにして、
松本先生から教えてもらったことを、
当事者ならではの目線でできることをやりたい!って感じですね。

あとあのスピード感。
私も相当スピードがある方だと思いますし、そう言われもしますけど、
松本先生と比べたら、ジェット機と自転車みたいな感じですね。
松本先生といると「自分はまだまだだ!頑張ろう!」ってモチベーションがあがるんですよね。

私は思うんですけど、私が回復できたのは常に自分の周りにロールモデルがいたこと、
これはものすごく大きかったです。
そしてですね、自分の周りに「こうなりたい!」って人がいると、
その人のやってること、言ってること、少しでも聞き漏らすまい!
ってな感じで、くっついて回って精いっぱい吸収してきたこと。
そして何よりも自分もその人の役に立つ人間になりたい!と思ってきたこと、
これが回復の秘訣であり、依存症者が人生を楽しむコツだと思うんですよね。

人間て、自分の役割が見つかること、
先のビジョンが見えて、どっちの方向に向かえばよいかわかること、
それを道先案内してくださる、先を走る人がいること、
共に夢をみて伴走してくれ、分かち合ってくれる仲間たちがいること、
これだけの条件が揃ったら、もう十分幸福なんだなぁと思います。

お金とかの外的要因は二の次っていう、
回復プログラムの教えをまさに実感しています。

あと天才ってのは、実に親切だなぁ~とすごく感じます。
それはやっぱ余裕と自信があるからじゃないかなぁと思うんですよね。

私も、ずっと自信がなく、独立のごたごたの時は、
道を見失って、何やったら?どっちに走ったらいいの?
ってな感じでしたけど、
今は、あぁこっちの方向でいいんだなぁ~と、
そして助けてくれる人がいるんだ!ってこと、
そしてやってきたことすべてに間違いなんかない、私だってやれるんだって
自信が芽生えてきて、俄然人生が楽しくなりました。

楽しさには、しんどさがくっついていて、
そこ乗り越えっから楽しいんだ!ってこともわかんなかったです。

自信がなかったから、壁にぶつかるとすぐあきらめ人を恨んでた。
孤独だったから、壁にぶつかると越えられなかった。
そんな悪循環もやっと抜け出すことができたなぁ~と思います。

人生53歳にして、こんな境地に立てた私は、
本当に幸せだなぁと思います。
感謝の気持ちでいっぱいです。

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